長らくお待たせしておりましたNew ニンテンドー3DS™版「Back in 199564」ですが、このたびメディアスケープ株式会社の「Play,Doujin!」ブランドより配信される運びとなりました。
http://playdoujin.mediascape.co.jp/product/twc-9564/
配信日は今春です。開発は完了しており、現在は配信に向けて細かなテストを行っている段階です。
■Play,Doujin!参加の経緯
ニンテンドー3DSシリーズは、2016年7月の「Nintendo Developer Portal」運営開始以降、法人格を持たないクリエイターであっても、ソフトの開発・配信が可能になっております。
「Back in 199564」についても、当初は個人事業主として契約して開発を進行しておりました。
しかしながら個人での配信が可能とはいえ、レーティングにかかる費用の大きさ、お客様サポートの体制、そしてCERO審査取得にかかるコストが莫大であり、たいへん辛いため、パブリッシャーと手を組む方針に切り替えました。
Play,Doujin!は日本の同人・インディーゲーム開発者の作品を多く取り扱っております。そうしたラインナップとのシナジー効果も狙っての判断です。
また、ゲーム開発サークルThrow the warped code outを有する株式会社ヘッドハイは、Play,Doujin!の事業を一部受託しております。
(開発者である一條貴彰=ヘッドハイ代表である一條貴彰=Play,Doujin!の受託でディレクターを務めている一條貴彰)
そのご縁もあり、今回の運びとなりました。
■発表当時からの仕様の変更
発表当時からいくつかの使用が変更されております。
・PC版とは異なるレトロゲーム機風になる、というテクスチャ関連のビジュアル表現は一部オミットされています。
これはハードウェア特性によるものと、PC版とプロジェクトファイルを共有させている都合上、切り替えが難しかったためです。
・「マイクに息をフーフーする」というギミックは、利用しているUnityのバージョンに依存した仕様の都合上、実現できませんでした。
・当初はNewでない3DSでの動作検証も行ってきましたが、データ量が多くなるストーリー後半部分の最適化が難しく、
また、利用しているUnityバージョンに絡むメモリリークをクリアできなかったため、New ニンテンドー3DSシリーズ専用ソフトとしました。
■その他
・PS4, Nintendo Switch, Xbox Oneへの移植予定はありません。
「Back in 1995」が2年前のタイトルであること、移植工数が大きいこと、PS4/Switchでは類似タイトルが先に発売されてしまっていることが主な理由です。移植を担当していただける開発会社を見つけたため、全機種での発売が可能になりました。当時はこのタイトルに興味を持っていただける会社が見つかるとは思っておらず、このような発言になっておりました。お詫びいたします。
・3DS版の海外向けの配信は予定しておりません。
・タイトルは「Back in 199564」で正です。数字にスペースは入りません。